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2016-10-11

ポメラDM200が良さそうな件

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歴代pomera(ポメラ)ユーザーの私ですが、pomeraの果たす機能が昨今では【いつでもメモ】→【いつでも執筆】に変化している、というのは随所で触れられているので皆さんご存じかと思います。

思い返せば私が中学生の頃はSONYのCLIE(PDA端末)、高校ではシャープのW-ZERO3、大学からiPhoneを使い始めた訳ですが、どの端末も「メモ帳」という意味ではほとんど利用しませんでした。pomeraはPCとスマホも中間サイズ、持ち運びもPCよりは楽な大きさ・重量ですが、名前の由来でもある「メモ」としての機能はどれほどだったのでしょう。

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「メモ帳」に何か書くときの心理を考えれば分かることですが、人は片っ端から物事を忘れるからメモをとる訳です。ところがメモをとっても表面的には(デスクトップ上には)何も表示されない電子メモの類は、忘れやすい人にとってはメモを思い出すトリガーが無いので「メモ帳」代わりとしては適してないんですよね。 なのに私のようなガジェット好きは「なんとしてでもデジタルで管理したい!」と思う哀しい性。iPhoneのメモ帳、Todoist、OmniFocus、EverNote…etcいろいろ使ってきました。物理的に表示されずに忘れてしまう、、見返した時には鮮度が悪く蓄積された過去ログ状態。なんだかんだで手書きメモのほうが早いし、古いものは片っ端から処分するのでその分検索性も高い。

2008年に発売された初代Pomeraの頃は、PCの起動速度遅さ故の代替需要は確かにあったでしょう。なんせiPhone3GSが発売される前、フリック入力も無く、多くの日本人にとってポチポチ押して入力するケータイが身近な電子端末でしたが、メモ取りとしてはいささか機能不足です。そこでpomera、と言いたいところですが、当時であってもキーボードを備えたポメラであれば、おそらく長文メインに用いられたに違いありません。ちょっとしたメモであれば手書きのほうが早いですから。

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2016年に発売されるDM200のライバルは、おそらくMacBookやSurfaceといった軽量ノートPCなのでしょう。いくら早いとはいえ起動速度はポメラと遜色ないでしょうし、入力心地で言えば、普段使い慣れてるPCの方が打ちやすいと思う人もかなり多いはずです。変換性能はDM100→DM200で大幅にUPしましたが、それでもPCより優れている訳ではありません。

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唯一Pomeraの機能がPCを上回っているのは、「出力に特化した単機能」ただ1点です。ここ数年流行っている「断捨離」「ミニマリスト」といった言葉は、物理的・情報的にもあまりに増えすぎたモノをそぎ落とすことの重要性を示していますが、現代の生活はどうしてもインプット量が増加しがちです。情報には満腹中枢はありませんので片っ端から脳には情報が入ってきますし、それを今度は不要と判断しばんばん捨てていく、これで日々疲れない訳がありません。情報の大量取得、破棄自体が僕らが幸せにする訳でもないのに、このインターネット社会ではそうせざるを得ない仕組みで溢れているのです。

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ここまでお読みいただいた方は既にお気づきかと思いますが、出力=アウトプット量と質は、入力=インプット量と質に比例するわけではありません。入力量が増えれば、取捨選択をする脳の処理能力を圧迫しますし、入力する時間もかかります。専門書を1日1ページ記録するコンピュータは10年後には3600頁もの経営知識を身につけますが、1日24時間テレビを記録するコンピュータは、体系だった何の知識を身につけるのでしょう?

アウトプットを増やすための装置として、昔も今も、このポメラがあるのです。PCでの執筆は、言うなれば百科事典の巻末に付属したメモ用紙に書いていたようなものですが、アウトプットするために必要なのは、上質な紙と、上質なペン、それに言葉使いや意味を調べる辞書だけです。打ちやすいキーボード、視認性に優れた画面、頭のよいIME、最低限の電子辞書機能、これだけあれば十分です。

「話は分かった、みなまでいうな。俺はこう思うんだ…」

思考を自分に取り戻すために、自分で語り始めませんか。DM200と一緒に。

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